強迫性障害と潔癖症の違い!体験談ブログ

強迫性障害

強迫性障害は、周囲からは潔癖症と言われます。

確かに、潔癖症に似ているのですが、目に見えない差があります。

子供の頃は、母親に乾燥剤を食べたら死ぬと言われてた僕は、死ぬのが怖くて乾燥剤が少しでも、手に付着したのではなかと思い、石鹸が無くなるまで手を洗ってました。

そして、大人になってからも、そういった不安を洗い流すために、自分にしかない汚れがあり、手洗いは過度で、手は赤ぎれになり、荒れて真っ白な手をしていました。

だんだん、30代くらいになると、過度な手洗いが和らいできて、赤切れになることは無くなったのですが、手の甲が荒れて白かったです。

強迫性障害の僕は、菌を落とすだけではなく、不安を洗い流すため、自分にしか見えない汚れというものがあるので、過度に手を洗う回数と、手を洗う時間が長いです。

40代になってから、初めて病院に行ったときは、ドアを開けた瞬間に、先生が手の方に目をやり「分かった!強迫性障害だね!」と言っていました。

つまり、潔癖症は綺麗好きという感覚で、菌を落とすために手洗いをすると思うのですが
強迫性障害の僕の場合は、菌と自分にしか見えない汚れと、不安を消すために、過度な手洗いをすることが特徴になります。生活に支障が出るほど、苦痛になるほど、自分にしか見えない汚れがあるのです。

そして、近年のコロナの影響により、ゴム手袋が主流になり、あまりゴム手袋をしていても不自然ではなくなりました。

そこで、僕は家の中でゴム手袋をして生活をしています。宅急便に人などが来る時も、チャイムが鳴ると慌ててゴム手袋をして玄関を開けます。

そもそも、家ではパソコンとスマホと布団以外は、全て見えない汚れで汚染されていますので、ご飯を食べる時もトイレに行く時も、ゴム手袋をして生活をしています。

今では、ゴム手袋のお陰で、手洗いの数が圧倒的に減ったので、手荒れがなくなりました。
大量にゴム手袋を使うので金銭的に痛いですが・・・。

このように、潔癖症は菌を洗い流す、強迫性障害は菌の他に、不安と自分にしか見えない汚れを洗い流すといった感じで、他人からは分かりづらいのですが、見えない差があるのです。

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