強迫性障害の不安!治った?体験談ブログ

強迫性障害

強迫性障害の不安を我慢するのは危険
常に幸せを感じられるくらい治った?
このブログでは強迫性障害が治ったことについて解説しています。

強迫性障害の不安とは?

  • 子供の頃は石鹸が無くなるまで手洗い
  • ゴム手袋をして過ごしている日常
  • 不安による確認行動を繰り返す
  • 誰かに被害を与えるのではと不安になる
  • 起きて早々に不安が頭に浮かんでくる
  • 不安で脳がフラットになる時が全く無い

僕の強迫性障害の症状には2種類の症状があります。1つ目は不安による手洗いと、2つ目は不安による確認行動を繰り返すことです

今では、不安による確認行動を繰り返すことに関しては、薬と精神科の先生、そして元妻のお陰で、常に幸せを感じられるくらい治ったのです。

強迫性障害ということを認識する

僕の場合、40代で病院(精神科)に行き、強迫性障害という病気だということを、認識し客観的に自分を見ることができるようになったことで、治るきっかけになりました。

自分のことを強迫性障害という、病気だということを知るまでは、「人とは変わった性格なんだな」というように思う程度でした。

不安により過度な手洗いをする

僕は不安という悩みを消すために、子供の頃は石鹸が無くなるまで手洗いをしていました。

さすがに大人になってから、石鹸が無くなるまで手を洗うことが、日常生活で難しくなってきましたので、頻繁な手洗いに加え、石鹸を泡立てたタオルをを持ち歩いて、不安があればすぐに、そのタオルで手を拭けるようにしていました。

ですので、一年中手荒れし、冬場は赤切れで痛い思いをしていました!

今では、石鹸を泡立てたタオルから、アルコールタオルに変わりました。スマホを持って外出したときは、アルコールタオルで除菌しています。以前は車のハンドルなど、扉びらのドアノブなどもアルコールタオルで除菌していましたが、すぐに汚染してしまうので、諦めて触れたら手洗いするか、ゴム手袋をして触るようにしています。

家のインターフォンが鳴り、玄関から出る時もゴム手袋をして出ています!

ご飯を食べる時もゴム手袋をしているので、元妻からは「何で旦那がこんなんで」などと、呆れられていました。

不安に手洗いを治そうとする

不安による手洗いの症状に関しましては、おそらく10回ほど我慢して治そうと治療を試みました!

この治療は、自分にしか見えない汚れを無理に触り、綺麗なところに汚染しまくる方法です。強い覚悟が必要ですが、それにより手洗いを行わなくても我慢できます。

が・・・僕の場合は3日坊主で、我慢できず元に戻ってしまうのを繰り返してきました。
手洗いを我慢するために、家の中ではゴム手袋をして生活しています。
(大量に使うので、楽天市場でまとめ買いしています)

もっと強い気持ちで、手洗いを我慢できれば、続けられそうな気がしますが、どうも習慣が抜けず、我慢しきれないです。
とはいえ、手洗いの方の強迫性障害の症状に関しては、ゴム手袋もあるし我慢しきれます。

不安による確認行動は我慢すると危険

僕の場合は、仮にゴム手袋が無くても、手洗いに関しては我慢しても、危険とまではなりませんが・・・。

強迫性障害による不安による確認行動に関しましては、我慢すると危険です。手洗いを我慢するよりも数千倍、苦しいです!

主に僕の場合は、WEBサイトのセキュリティの強化と、著作権侵害が無いかの不安恐怖です。あとはネットの加害恐怖もあります。

例えば、その時は朝起きて直ぐに、手洗いをする習慣があったのですが、手洗いをしているときに、起きて早々に、不安が頭に浮かんでくるのです。酷い時は夢の中から不安が浮かんできます。

その後も、仕事をしていてもテレビを見ていても、絶え間なく不安が頭に、次から次へと浮かんできます。

その不安のたびに、パソコンに向かって確認作業をしなければなりません。

強迫性障害で、何より辛いのが、24時間寝ずに確認作業をする日が続きました。
時には、過呼吸になりパニックになります。そして、助けを求めるべく、元妻を巻き込んでいました!

特に苦しいのは、我慢する間もなく、瞬時に不安が頭の中に浮かんでくるのです。
考えないようにしたいのに、どうしても不安が突然、次から次へと浮かんでくるのです!

脳が、フラットになる時が、全く無いのです!

救ってくれたのが、病院(精神科)の先生

そんな中、救ってくれたのが、病院(精神科)の先生です。
このようなことを、先生に相談したところ、「我慢しないで、ここに来てください」という言葉で対応してくれました。

予約制の病院なのですが、「体調不良」と電話すると「来てください」と言ってくれるのです!
患者で混んでいる中、待ち時間は長いですが、親身に話しを聞いてくれて、薬の調整や点滴や注射などしてくれます。
混んでいる中、30分以上も話しをしたこともある対応をしてくれました!!

涙を流しながら相談したこともありました!

このような、仕組みができてから、強迫性障害の不安の頻度が段々と減っていきました!

今までは、我慢する間もなく瞬時に頭に浮かんでくる不安が、話しを聞いてくれることや、薬の調整や点滴や注射などで、瞬時に不安が浮かばなくなってきたのです。

でも、ついつい無意識に我慢してしまうときもありましたが、そんな時も、先生が「我慢する前に、ここに来てください」と言ってくれて気づきます。

とにかく、我慢する前に先生のところに、行くことをしていました。

この強迫性障害の症状・・・我慢して続けていたら本当に危険でした!
時には、寝られないので、夜中に車で出掛けて警察を家族に呼ばれ騒ぎになることや、不安が限界を超えて、自⚪︎行為までもしてしまい、元妻に大変な迷惑をかけました。

救ってくれた元妻を巻き込む

僕の場合は、強迫性障害の末期の頃は、結婚していました。
ですので、強迫性障害の症状を、巻き込みするのは元妻でした。

強迫性障害の僕は、不安が出ると自分で解決する前に、まずは元妻に相談することが多かったです。

もし、この段階で無視をされていたら、パニックになり怒っていたと思います。

僕は元妻に「これ問題ないと思う?」と質問すると「うん、問題ないよ」と答えてくれて、強迫性障害を治したい僕は、「普通の正常の人なら、これは問題ないの?」と質問したりしていました。元妻は「正常の人なら、かなり小さな問題だよ!」と教えてくれました。

そんなことを、何度も繰り返していました。

しかし、強迫性障害の僕は、それだけでは済まなく「何で問題ないか?」を質問しまくります。
すると、元妻は不機嫌のなりながらも答えてくれますが、時には我慢の限界でブチギレていました。
生まれてからキレたことが無いという元妻を追い詰めてしまったのです。

ある日、元妻は「私の方が、精神科に相談しにいきたい」「私は医者じゃないから分からない」という言葉も言っていました。ふと見ると涙を流していたこともありました。

このような状態でしたので、僕は元妻のためにも質問しないほうがいいと思うようになります。
しかしながら、強迫性障害の不安がくると、ついつい元妻に質問してしまいます。

結論、いつも「問題ない」が答えになります。
僕も分かっているのですが、僕が悩んでいる心配事は「問題なく、放置しても何も起こらない事」なのです。
ですが、強迫性障害の僕からすると、「問題が起きて、最悪の状況まで、シミュレーションしてしまうのです」

このように、元妻を僕の強迫性障害の症状に、巻き込みがとまらないなか
元妻も一緒に精神科に通う、日々が一時ありました。
強迫性障害という病気を、理解したいという気持ちから、一緒に精神科に通うことにしたのだと思います。

精神科の先生に元妻は「私が強迫性障害を理解していないので反省しています」ということを言っていました。

そんな中で、先生は「奥さんに相談するのではなく、私に質問してください。何か不安があれば、直ぐにここに来てください!」と言ってくれました。

ですので、どうしようもないときは、精神科の先生のところに質問しに行ったときもありました。
やはり、元妻の時と同様に「問題ない」ということになります。
しかし、精神科の先生のところに質問しにいくと、多少の時間がかかってしまうので、直ぐに解決させないと済まない僕は、引き続き元妻に質問します。外出中はメールで質問したこともありました。
相変わらず答えは「問題ない」のです。

このやり取りを、1年〜2年くらい続けていくうちに、質問が減ってきたのです。

僕の頭の中で、まずは質問することにより、「迷惑をかける」ということと同時に、「問題ない」という言葉がインプットされ、これを質問しても、「きっとこのように答えてくれるだろう」ということが頭に浮かび、質問せずに自分の中で解決できるようになってきました。

離婚した今でも、心配が現れることが稀にありますが、その時の言葉が頭に残っており、「普通の正常の人なら、これは問題ないのだ!」と、瞬時に脳をシャットダウンして忘れることができるようになりました。

「強迫性障害を無視しても大丈夫?」と聞かれたら、僕の場合は無理でした。
無視をされたら見放された気がして、パニックになっていたと思います。

というよりも、「強迫性障害を無視しても大丈夫?」と聞かれたら、もし無視をされていたら、今このように、このような症状に関しては、治ったという結末になかったと思います。

僕の場合は、元妻がいたので救われましたが、もし一人だったらと思うと、自分で解決するしか無かったのだと思います。しかし、一人で解決できたのかは疑問ですが・・・。

元妻がいたから、強迫性障害の僕は、恵まれた環境にあったのかもしれません。
元妻には大変な迷惑をかけたと反省しています。でも感謝しています。

今では、脳がフラットになり、常に幸せを感じられるくらい治ったのです。

まとめ

このように、不安による確認行動の強迫性障害に関しては治ったのです。時々、危ないときがありますが、瞬時に脳をシャットダウンして忘れられます。

あとは、手洗いとゴム手袋で生活するのは、治らないので治ったらブログで更新したいと思います。

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